20230321 三余塾チーム 演劇ワークショップ開催

間近で演劇を鑑賞。贅沢で楽しい時間でした。

住民の学びの場をつくることを目的として活動している「三余塾」のチーム。3/21(祝)に松崎町環境改善センターのホールにて「演劇ワークショップ」を開催しました。
講師としてお迎えしたのは、静岡県東部を中心に活動している「劇団 川瀬組」さん。住民の方、静岡大学の学生など計16名が参加。まずはボールを使った自己紹介などで、お互いに打ち解け、お楽しみの演劇鑑賞。マイクなしでもしっかり聞こえる声の通り方にまず驚きました。コントを中心とした7本の劇を観せていただき、特に子供たちは終始笑っていました。

場所の大きさを感じながら「歩く」ことも大事。

参加者のほとんどが演劇未経験のため、「声」を出したり「周囲にアンテナを張る」練習からスタート。特に自分が印象に残ったのは、1~20までの数を誰ともかぶらず(一人が連続して数えることはできない)いうゲーム。周囲を見て、空気を読み、自分が発言する、簡単そうに見えて全くできず…。
次は、1対1で話し手は「架空の話」を話し、聞き手はそれを受け入れるパターンと否定するパターンを参加者それぞれとしていくゲーム。架空の話を瞬時に作って話すこと、それが架空と分かっているのに同調する、否定することの難しさを感じました。
最後には、3人組になり、目の前に渡ることの難しい川があるというシチュエーションで、渡ることに積極的、否定的という設定の人を決めて、即興のお芝居を創りました。

川瀬組のみなさん、ありがとうございました。

コロナ禍でこのような機会が全くなかった3年間、特に子供や大学生には大きな刺激になったと思います。演劇、というと「人前で話すのは恥ずかしい」と感じるかもしれませんが、自己表現や集団の中での自分のあり方、みたいなものを学ぶ場と考えると、特に大学生・社会人は参加しやすいかもしれません。
川瀬組のみなさん、貴重な経験をさせていただきありがとうございます。他の作品も観てみたいですし、今度は中学生・高校生と演劇ワークショップを開催できれば嬉しいなと思いました。