ふるさと絵屏風プロジェクト、少しずつ進んでいます!

8月20日に「せんと」にて、高校生が地域の人たちから昔の暮らしについて直接お話を聞く交流会を実施しました。当日は松崎高校美術部の生徒さん達6名が集まってくれました。地域からは、3名の方が顔を出してくれました。

佐々木さんのユーモアあふれるトークは高齢者の間でも評判です。

内山が描いた超ラフな下書きを基に絵屏風全体の構図を説明

まずは、十字の園の佐々木さんがいろいろな昔の写真をモニターで一枚一枚見せながら昭和2、30年代の当時の子ども達と暮らしについて、クイズ形式で交流を行いました。
人なつっこい笑顔で遊ぶ子ども達、鼻水を垂らしながら煎餅を手にいっぱい持っている子、ふんどし姿で川遊びに夢中になる子、水あめを練りながら紙芝居をみる子ども達など、当時は決して豊かとはいえない時代でしたが、皆幸せそうな表情をしているのが印象的でした。

映像を見ながら浮かんだイメージを、高校生たちは次々に絵にしていきました。さすが美術部ですね、、生徒さんたちに配布された白紙はあっという間に様々なイラストで埋まりました。

近所のTさんも駆けつけてくれました。元漁師のTさんは海遊びのエキスパー ト

骨董屋のYさんものぞきに来てくれました。

渡辺攻さんも見に来てくれました。

これから構図を顧問の佐藤先生が描き、生徒達はそれぞれパーツを描いていくことになります。

9月12日には昨年度ヒアリングをした近藤二郎先生宅を松高美術部の顧問の先生と十字の園の柴崎さんと一緒に再度訪ねました。今回の目的は正確な位置関係を把握するためです。
近藤先生には当時の小中学校学の校舎や立ち並ぶ家々の様子、川の位置などについて詳しくお話を伺いました。最後に、近藤先生から「子供の頃、隣には警察の建物があり、強制労働の朝鮮人が連れてこられて体罰を受け「アイゴ 」と泣き叫んでいた声が今でも忘れられない」と一言おっしゃっていました。

近藤先生宅のお隣にある東区会所でお話ししました。

江戸時代の地図を囲み、もともとの川の位置などについて教えてもらいました。

そのあと、佐藤先生と稲荷神社を起点にまち歩きをしました。今もある「三省社」は昔はいろんな催しに使われていた拠点であったこと、砂浜沿いの防風林の松の木は大正天皇のときに植えられたこと、中でも豊崎ホテルの近くにある松の木はそれよりも古いものであること、市場には当時魚ではなく、繭を取引する競り市場があったことなど、当時の情景を思い浮かべながらぶらぶらする時間もまた楽しいひと時でした。

趣のある建物「三省社」、今でもお祭りなどで使われているのでしょうか。

立派な松の木

来年2月の完成が楽しみでなりません。