2月21日、22日に松崎高校卒業作品展で『ふるさと絵屏風』を公開展示しました

ふるさと絵屏風研究会の内山です。2月21日、22日に、松崎高校美術コースの卒業作品展が松崎町環境改善センターで行われました。現在制作中の「ふるさと絵屏風」も展示公開され、多くの地域の方々に見ていただく機会となりました。

 

「ふるさと絵屏風」とは、昭和20~30年代頃の松崎町の暮らしの様子を絵屏風として再現する取り組みで、そこには当時の人々のさまざまな生活のストーリーがちりばめられています。

絵屏風を完成させるまでの一つ一つのプロセスを通じて、地域全体で先人たちが生きた活気ある松崎を見つめ直し、当時の暮らしに想いを馳せることができます。また、完成した絵屏風を活用し、高齢者の方々が語り部となって地域の子どもたちに昔の暮らしや知恵を語り継いでいくこともやってみたいと思います。

 

顧問の佐藤先生は、建物の位置関係や当時の様子をできるだけ忠実に再現することを目指しています。特に、地域の皆さんにとって多くの思い出がある小学校や中学校の様子、養蚕試験場の位置などについては、多くの方からの情報をもとに何度も描き直しを重ねてきました。

松崎高校を拠点に制作を進めています。

聞いた情報だけを頼りに実際の絵として表現する作業はとても難しいものですが、高校生たちはインターネットや写真集なども参考にしながら、少しずつ形にしてくれています。

今回の展示会では、制作途中の絵屏風を公開し、見に来てくださった地域の方々から直接お話を伺うことができました。海岸に相撲の土俵があったことや、那賀川の約2キロほど上流に「船田」という場所があり、そこから炭や物資を積み込んでいたことなど、地図を見ながら教えていただきました。

大きな下絵を前にして話がはずみます
古い写真も展示しました

ふるさと絵屏風の下描きは、もうすぐ完成しそうです。その後は色付けの作業に入り、今年中の完成を目指したいと思います。松崎高校の皆さん、引き続きよろしくお願いいたします。

 

ふるさと絵屏風研究会では、これまでヒアリングしてきた内容を取りまとめていくとともに、今後は岩科地区での聞き取りも始めていきたいと計画しています。ご興味のある方は、ぜひ一緒に絵屏風づくりに参加してみませんか?

松崎高校の西豆学でまちあるき ふるさと絵屏風をきっかけに(11月21日)

松崎高校の西豆学の授業として、1年生が伊那下神社で宮司の森さんにお話を聞いたり、江戸時代の古地図の説明を近藤二郎先生から伺ったりと、松崎の昔の様子を地域の人たちから聞き、町を実際に歩いてみようという活動が行われました。

まず、森さんから伊那下神社が建てられた経緯について、自然の恵みへの感謝の気持ちを表すために、そして造船業がさかんだったため、海の安全を祈願するために建てられた神社であることなどが説明されました。

そのあとは神社の中に入り、色々な展示物を拝見しました。近藤先生がオリジナルの江戸の古地図を前に、400メートルある今のなまこ壁通りが町の中心であったこと、渋川地蔵のところで道が終わっていて、夏至の季節になるとその真上から太陽がでることが極めて不思議、といった話をしてくださいました。

また、江戸の古地図の中心に描かれている那賀川についてもいろいろ教えてくださいました。例えば、落差がない那賀川では、川の中に道を作って荷物を運んでいた、帰りは船頭が川に入って直接船を引っ張って上流に帰っていったこと。主な荷物は木炭で、一度木を切ってしまうと十年ぐらいは木材が取れない、なので炭の場は山の上の方へと延びていく。でも、この那賀川があったおかげで、川の上流の方まで炭焼きの山が広がっていた。そういう意味でこの川は昔の産業にとり非常に重要であったこと。ここでとれた上質な木炭は高価であり、主に鉄を溶かすために重宝された。この川があったからこそこの地域が繁栄したこと。江戸時代はこの地域は天領御朱印地、幕府の財産であり特別な土地であった。そこに居住する人たちもレベルの高い人、誇り高き人たちが住んでいたのではないかと思われる。そのような土地の中で住民は神社の御稜威(みいつ)を認めて一緒に繁栄していったことなどを伺いました。

そのあとも、伊那下神社と伊那上神社の違いについて、なまこ壁は海のなまこの形から命名されたわけではなく、当時かまぼこ型をなまこと呼んでいたからそのように呼ぶようになったこと(なまこ瓦もかまぼこの形からきている)、なまこ壁が厚いほど裕福であることを意味していること、などなど、色々なお話を聞くことができました。

蚕の水墨画も展示してありました

それから生徒さんたちはまち歩き。近藤先生のお宅へお邪魔しました。家の前で近藤先生から向かいの依田善六邸が壊されたときの話などを伺いました。大正の時代に依田邸が家をつぶしてしまい、そのお金を色んなところに寄付をしたそうです。例えば、学校へ500円、神社へ100円、といった感じで、全てお金を使い果たしたそうですが、近藤先生自身もなんでそんなことをしたのか今も分からない、ということでした。その近藤先生の祖父にあたる人も相当変わり者だったらしく、祖父の子どもたちを全て大学(東大や京大など)に送り出したそうですが、大学の付近に家を買って女中をつけて裕福な暮らしをさせていたそうです。近藤先生の父親は熊本大学に通ったそうで、大きな酒樽を買っていつも飲んだくれ、でも先生たちも家に酒を飲みに来るのでその時にテストの問題を教えてもらったりしていたと、昔のお話をユーモアたっぷりに紹介してくれました。

実際に話を聞いていると当時の情景が目に浮かんできます。ふるさと絵屏風を描いていく上でこのようなまち歩きや話を直接聞くことがイメージを膨らませるためにはとても重要であることを感じました。

ふるさと絵屏風プロジェクト、少しずつ進んでいます!

8月20日に「せんと」にて、高校生が地域の人たちから昔の暮らしについて直接お話を聞く交流会を実施しました。当日は松崎高校美術部の生徒さん達6名が集まってくれました。地域からは、3名の方が顔を出してくれました。

佐々木さんのユーモアあふれるトークは高齢者の間でも評判です。

内山が描いた超ラフな下書きを基に絵屏風全体の構図を説明

まずは、十字の園の佐々木さんがいろいろな昔の写真をモニターで一枚一枚見せながら昭和2、30年代の当時の子ども達と暮らしについて、クイズ形式で交流を行いました。
人なつっこい笑顔で遊ぶ子ども達、鼻水を垂らしながら煎餅を手にいっぱい持っている子、ふんどし姿で川遊びに夢中になる子、水あめを練りながら紙芝居をみる子ども達など、当時は決して豊かとはいえない時代でしたが、皆幸せそうな表情をしているのが印象的でした。

映像を見ながら浮かんだイメージを、高校生たちは次々に絵にしていきました。さすが美術部ですね、、生徒さんたちに配布された白紙はあっという間に様々なイラストで埋まりました。

近所のTさんも駆けつけてくれました。元漁師のTさんは海遊びのエキスパー ト

骨董屋のYさんものぞきに来てくれました。

渡辺攻さんも見に来てくれました。

これから構図を顧問の佐藤先生が描き、生徒達はそれぞれパーツを描いていくことになります。

9月12日には昨年度ヒアリングをした近藤二郎先生宅を松高美術部の顧問の先生と十字の園の柴崎さんと一緒に再度訪ねました。今回の目的は正確な位置関係を把握するためです。
近藤先生には当時の小中学校学の校舎や立ち並ぶ家々の様子、川の位置などについて詳しくお話を伺いました。最後に、近藤先生から「子供の頃、隣には警察の建物があり、強制労働の朝鮮人が連れてこられて体罰を受け「アイゴ 」と泣き叫んでいた声が今でも忘れられない」と一言おっしゃっていました。

近藤先生宅のお隣にある東区会所でお話ししました。

江戸時代の地図を囲み、もともとの川の位置などについて教えてもらいました。

そのあと、佐藤先生と稲荷神社を起点にまち歩きをしました。今もある「三省社」は昔はいろんな催しに使われていた拠点であったこと、砂浜沿いの防風林の松の木は大正天皇のときに植えられたこと、中でも豊崎ホテルの近くにある松の木はそれよりも古いものであること、市場には当時魚ではなく、繭を取引する競り市場があったことなど、当時の情景を思い浮かべながらぶらぶらする時間もまた楽しいひと時でした。

趣のある建物「三省社」、今でもお祭りなどで使われているのでしょうか。

立派な松の木

来年2月の完成が楽しみでなりません。

20250316 松崎プロジェクト年度末成果発表会

菜の花エコプロジェクトの菜種油を試食

2020年に発足した「2030松崎プロジェクト」。「次世代を主体としたまちちづくり」「サステナブルツーリズム」プロジェクトのという2本の柱をビジョンにかかげ、中高生とともにつくりあげたゴールに基づいたチーム活動をおこなってきました。2024年度の活動について、3月16日(日) に松崎町環境改善センターにて、成果発表会を開催。ツーリズムチーム、高齢化チーム、三余塾チーム、エネルギーチーム、メディア・広報チーム、映画チームがそれぞれ発表をしました。ここでは、ツーリズムチーム、高齢化チームの発表についてお伝えします。

2024年度はモニターツアーに力を入れたツーリズムチーム

ツーリズムチームは、今年度、モニターツアーを8つ実施しました。モニターツアーを開催した目的は、ツアーを何で知ったか、プログラムの内容はどうだったか、料金についてはどれくらいがよいかといったことを知るため。来年度は、このモニターツアーを実際にツアーとして販売するためにはどうしていけばよいのか、ということを考えていきたいということと、ツアーマップを作成していきたいとのことでした。

高齢化チームは、ふるさと絵屏風(ふるさと絵屛風についてはコチラから)製作のためのヒアリングを進めてきた1年で、町内8名の高齢の方をヒアリングしました。松崎高校探究学習をサポートする中でも、高校生と一緒に高齢者のヒアリングをおこないました。12月にはふるさと絵屏風のセミナーを旧依田邸で開催し、多くの方が参加をしてくださいました。

この活動は「アーツカウンシルしずおか」の事業にも採択されており、2月にはアーツカウンシルの成果発表会でも報告をしました。
来年度の目標はふるさと絵屛風を完成させること。高齢者への聞き取りをおこなう中で、高齢者の持つ知識や技術をいかしたイベントは何かできないかと考え、子供たちと昔遊びのイベントをおこなうのはどうかと計画しているとのことです。

休憩時間には、菜の花エコプロジェクトで採れた菜種から作られた菜種油を試食。瓶のラベルはイラストワークショップで松崎高校美術部の生徒さんが描いたものです。バルサミコ酢を少々加えた菜種油に、町のパン屋さん「Costa Forno」さんのパンを付けていただきます。

会の後半では、プロジェクトの現状・課題と今後の進め方について話し合いをしました。プロジェクト発足当初は、2030年を担う若い世代の育成を目的にしているものであったが、チーム活動にはほぼ中高生の参加がないので、目的自体を変えては?といった意見や中高生の興味関心が分からないといった意見がありました。そのためにも、松崎高校探究学習のサポートを続けていくために、生徒さんたちが達成感を味わうことができるような単年度で終わる取り組みがあってもよいのではといった提案がありました。

他には、地域で開かれている高齢者サロンとこのプロジェクトを合体させた取り組みがあっても良いのでは?といった意見や、嬉しいことに、このブログを小中学生の地域を学ぶ教材にしてはどうか?といった提案もいただきました。

20250323 ツーリズムチーム 牛原山から御来迎岩コース モニターツアー実施

牛原山展望台から松崎町の町並みを望む

地域資源を活用した持続可能なツアーの提供を目指すツーリズムチーム。3月23日に牛原山から御来迎岩を巡るコースのモニターツアーを開催しました。

行程は、長八美術館駐車場集合→伊那下神社→牛原山展望台→丸高園地→野田園地→野田峠→御来迎岩→中村地区→重文岩科学校→長八美術館駐車場という所要時間4時間半のコースでした。

この日は県内で今年初めての夏日となった地点もあるほどのよく晴れた日でした。松崎町のほぼ中心に位置する牛原山。いくつかハイキングコースがあるのですが、今回は伊那下神社脇の階段からのぼるコースです。

「大足大明神」にお詣りしてから牛原山へ

まずは、伊那下神社でツアーの安全祈願し、かつて権現さんが祀られた階段をのぼり、山頂を目指します。昭和の時代は養蚕業が盛んであった松崎町。かつては桑畑であったことを記す記念碑の山頂から町を望んで一休み。稜線をくだって古道の峠を越え、のぼっていくと、突如現れる巨大な奇岩。⻄方に向かってお祈りすると極楽浄土へ迎えられると、今に伝えられている御来迎岩です。

人の後ろに写っている巨大な岩が「御来迎岩」

奇岩に元気をもらい、山道をくだって重文岩科学校へ。

お子さんのいらっしゃる家族の参加があったため、どんぐりを拾ったりする、いつもとはちょっと違うメニューを楽しんだ今回のツアー。自然に親しむことができてよかったといった感想をいただいたほか、町内の方も牛原山にはよく来るものの知らないことばかりだったということで、あらためてガイド付きで歩くことの楽しさを実感するモニターツアーとなりました。

林道にアナグマの巣が!

202502 菜種油シール貼り@三余農園

菜の花エコプロジェクト、菜種油が完成

1月に開催した「菜の花イラストワークショップ」で松崎高校美術部の生徒さんがデザインした素敵なイラスト

matsuzaki2030-blog.hatenablog.com

ラベルにして、菜種油の瓶に貼りました。シール貼りをおこなった場所は「三余農園」さん。松崎ブランド認定品になっている「栄久ぽんかん」をはじめ、40種類以上の柑橘類を栽培しています。この三余農園代表の土屋さんが菜の花の栽培管理や、菜種の収穫、菜種搾油の手配などを中心となっておこなってくださいました。菜種油はこの後、瓶裏面に品質表示のシールを貼り、町内の給食センターや飲食店に配布の予定です。

可愛らしいイラストが目を引きます。

シール貼りの後には、三余農園内にある「三餘塾資料館」へ。松崎町有形文化財に認定されています。松崎三聖人の一人、私塾の三余塾を開き、農民の地位向上を目指した教育者の土屋三餘(三余)は三余農園さんのご先祖様です。

土屋三餘の足跡を辿る三餘塾資料館

町の有形文化財である三餘塾資料館。三余塾門下生で同じく松崎三聖人の依田佐二平や依田勉三の書や、安政元年に黒船を見に下田へ行った際に水兵と物々交換をしたというビール瓶やライターといった貴重な資料が展示されています。
この資料館は予約制となっていますので、ご興味のある方は

sanyo-aq.com

こちらのホームページをごらんください。

20250130 西豆学合同発表会(松崎高校探究学習発表)

地域4つの学校の探究学習発表会「西豆学合同発表会」

今年度も松崎高校の探究学習をサポートしてきた2030松崎プロジェクト。1月30日、松崎高校、松崎中学、西伊豆中学、伊豆の国特別支援学校伊豆松崎分校という地域の中学と高校が合同でお互いの探究学習の成果を発表する「西豆学合同発表会」が松崎高校体育館で開催され、本プロジェクトのメンバーもその発表を見に行きました。

西豆学合同発表会は二部構成になっており、第一部は各校代表の発表、第二部は各校混合のグループとなって全員が発表をするものです。
まずは各校代表の発表から。

 

松崎中学校代表発表「花畑の残った花を活かそう」

松崎町の町を代表する行事である「田んぼを使った花畑(毎年2月中旬~5月5日まで開催。田植え前の田んぼを利用した花畑)」。この田んぼを使った花畑が補助金の減額やで継続が難しくなっている。全国で生花店の売れなくなった花を廃棄するフラワーロスが問題となっており、おりその解決方法として、ドライフラワーにする、ボタニカルキャンドルにするといったアイデアがある。実際にボタニカルキャンドルを廃棄される花で作ってみた。このボタニカルキャンドルを田んぼを使った花畑で売れば、観光客向けの新しい名産品になり、その売り上げを運営資金にしてはどうか。

 

西伊豆中学校代表発表「西伊豆町を存続させるには」

令和6年12月現在、高齢化率53.2%、人口減も続く西伊豆町。昨年度の出生数が6人であり、このままだと町の存続が厳しくなる。少子高齢化、冬季の観光客が少ないというのが西豆の課題。
家が商売をしているので、西伊豆町のデジタル地域通貨である「サンセットコイン」の利用状況が分かるが、観光客にはサンセットコインが浸透していないことが分かった。町外の人手も簡単な手続きで「サンセットコイン」を利用できるので、そこをアピールしていきたい。
農業の担い手不足しており、耕作放棄地の増加も地域課題。観光客が地元の人と共同で畑仕事をする「シェア畑」の導入をしてはどうか。「ツッテ西伊豆(釣った魚を地域通貨で買い取る仕組み)」のように、できた農産物をお土産として持ち帰ったり、はんばた市場(産直市場)で買い取ってもらえるようにしたらよい。農業を始めるきっかけ、地元の人と観光客につながりもできる。
観光地巡礼にサンセットコインのポイント付与をするスタンプラリーのようなものができたらよいのではと思った。
移住者や観光客が増えるには時間がかかるが、自分自身ができることをしながら地域復興をしていくことで、西豆地区を存続させることができると考えている。

 

伊豆の国市特別支援学校伊豆松崎分校高等部代表発表
松崎町西伊豆町の魅力を多くの人に知ってもらうためにわたしたちができること」

西伊豆町松崎町の魅力を調べ校内で発信してきた。堂ヶ島西伊豆で行きたい場所のアンケート調査をおこなった。分かったことは、堂ヶ島を訪れる半数以上は県外、海外の人もいる。堂ヶ島クルーズが一番人気だが、その日が雨だったこともあり、運行せず、そうした時にどこに行ったらよいかを逆に聞かれた。
松崎町では町内の人に、他地域の人におススメする町の場所のアンケートをおこなった。分かったことは自然に関する場所を勧める人が多かったこと、観光客が行きたいスポットと地元の人が勧めるスポットには違いがあること。おススメスポットには知らないところもあったので、まだまだ知らない魅力的な場所があるのだと思った。
松崎町の写真の会の方にお話を聞き、写真の撮り方も教えてもらった。写真を撮ることで失われていくものを未来に残していくことができるという言葉が印象的だった。
各自の西伊豆町松崎町のおススメスポットは、サンセットプラザ堂ヶ島アサイミート・トンボロ・宇久須港・なまこ壁・天窓洞。まずは自分が魅力を知り、写真を撮ってSNSやパンフレット、ポスターといった形で発信する、町のいいところを周りの人に話すといったことで、自分たち自身が町の魅力を伝えることができると思った。

特支松崎分校さんは三年生の5名が発表してくださいましたが、半数以上は就職などで町を離れることになるとのこと。「町を離れてもこの町の良さをたくさんの人に伝えていきたい」という最後の言葉に胸を打たれました。

 

松崎高校 1年生代表発表「健康で居続けるまちづくり」

テーマを決めるきっかけとなったのは、高齢者や体が不自由な方への接し方などを学んだ「介護実習」と、耕作放棄地、地域の人口の減少、空き店舗の増加といったことを知った「地域学」の授業。この二つから、廃校の体育館といった遊休施設を改装し運動施設にしてはどうかということを考えた。
自分がけがをしたときに理学療法士の方に助けられたことから、将来、医療衛生の道に進み理学療法を学びたいという思いや、小さいころから地域で高齢者と過ごしてきたこともこのテーマを決めたきっかけの一つ。
課題としては、費用負担、若手が少ない、運営する人や従業員が少ないということ。
町民の運動習慣、健康状況、運動に対する気持ちを調査していきたい。


松崎高校 2年生代表発表「松崎の特産品を生かした取り組み」

桜葉餅やワサビ、栄久ポンカンなどの自然の恵みをいかした特産品が多い松崎町。この特産品があまり知られていないのではないかと思い、ふるさと納税を利用して、特産品を広めることを考えた。
ふるさと納税の返礼品で人気のある商品は食べ物。成功例として焼津市を調べると、水産加工品などが人気で、町の知名度もアップしている。
松崎町ふるさと納税を見ると松崎ならではというものが少なく、写真で見ても分かりにくいものが多いので、手に取りにくい。
画像を分かりやすいものにし、生産過程の動画をアップすることで興味を持ってもらえるのではないだろうか。ふるさと納税は、町を知ってもらえるというメリットもある。

 

松崎高校の生徒がファシリテータとなってグループ発表を進めていきます。

第二部は、全員が発表をおこなうグループ発表がありました。
松崎高校の生徒がファシリテータとなり、各校生徒が混ざった6~7人のグループを作って、それぞれがタブレットを使い自分の探究学習の成果を発表しました。

来年度も本プロジェクトは松崎高校探究学習のサポートを予定しており、継続的に関わっていきたいと思っています。