20230730 ツーリズムチーム 大池・長者ヶ原コース実踏

今年度、計画をしたツアーのコースを実踏しているツーリズムのチーム。7月30日は、松崎町石部の棚田から南伊豆町長者ヶ原のコースを歩きました。

石部棚田展望台➝棚田上(登山口)➝石部分岐➝小峠➝長者ヶ原➝暗沢山➝大池➝取入口➝掘割り(昼食)➝取入口➝大峠➝(古道探査)➝長者ヶ原➝石部分岐➝石部展望台
というコースで、昼食の時間を含みおよそ6時間半のコースでした。

石部展望台より棚田俯瞰、黒い富士山の眺望が楽しめました。

棚田上石部ルート登山口よりしばらく農道を歩き、砂防ダムから稜線までは石畳
が残る古道を登っていきます。稜線分岐は左に進み、程なくして石仏が残る小峠、
大峠と山口への分岐点があります。

長者ヶ原の休憩所、暗沢山の頂上にある電波塔が見えます。

長者ヶ原の休憩舎からは天城山から天城山稜線仁科峠や達磨山、その奥に雄大な富士を望みます。少し下って、奈良時代に松崎と南伊豆をつなぐ峠(大峠)、暗沢山に上り込み、富士山と達磨山・万三郎山を眺望。林道を下り大池へ。大池の水源や導水路跡を確認して八木山地区へ水利をもたらす取入口や導水路を確認してながら進みます。尾根を開削して水を通した「掘割り」はいつ見ても圧巻です。

棚田に水を引くために造られた「掘割」

ここで折り返し、帰路は大池南岸を大峠に向かう。大峠から南伊豆川に下る古道を探査して長者ヶ原へ、長者ヶ原から小峠に向かう林道を上り、石部分岐、出発時の駐車場へ戻り終了。

今回の実踏で気づいた点は、コース上にトイレがないこと。一部携帯の電波が通じないこと。すべて歩きだときついので片道は車で行くことも検討した方がよいという点でした。参加されたメンバーのみなさん、暑い中、長時間の踏査お疲れ様でした。