20220819 ぷらっと2030カフェ

ぷらっと2030カフェ、本日よりスタート

この度の台風8号による河川の氾濫により被災された松崎町雲見地区にお住いの方には、心よりお見舞い申しあげます。カフェの開催については悩みましたが、ボランティアに参加するスタッフとカフェ運営のスタッフに分かれ、カフェを開けました。

地域の資源を地図にプロット

場所は松崎町観光協会近くの「ふれあいとーふや。」さん。開けると同時に、ツーリズムチームのメンバーが大きな地図を持ってきました。松崎町白地図に、巨木や遺跡、古道などを描き込んだものです。次々にやってくるメンバーもこの地図を見ながら話が弾みます。

この地図情報をデジタル化できないか?とのベテランメンバーからの問いに、応えたのが、静大情報学部&松崎高校パソコン部の若手メンバー。
早速、どのようにしたらよいかを話し合い、具体的にホームページを立ち上げるところまでを詰めていました。

世代を超えたつながり、新たなプロジェクトが生まれる場。第1回目から「濃い」カフェです。

椅子が足りない!計14名の方が来店されました

午後には松崎高校の先生がお見えになり、「総合的な学習の時間(探究学習)」と2030松崎プロジェクトとの連携の打ち合わせ。どうしたらこの探究学習が持続的な学びになるのか…、大人ができることって?考えることはたくさんあります。

初回ということもあり、そんなに人が来ないだろうなと思っていたところ、14名もの方がお越しくださいました。学生さんの淹れるコーヒーにアドバイスをくださる町の方たち。みなさん、コーヒーに詳しい(笑)。

次回9/16(金)もよろしくお願いいたします!

20220806 チーム18 IT相談会

世代を超えて集まることができる場、話に花が咲きます。

ITから町の課題に取り組むチームが、8月6日、「ふれあいとーふや。」にて、パソコンやスマホの使い方に困っている方を対象とした相談会を開催しました。
相談員として対応したのは、仕事上ITに詳しい櫻井さんと、松崎高校パソコン部部長の藤井さん。スマートフォンの操作についての相談を受け、無事解決!…の後は、相談にいらした方の趣味が旅行ということで、その話で盛り上がりました。
次回開催については、町の方には回覧板に添付している「ミライ通信」にて、お知らせいたします。

チーム7 20220805 松浦城太郎さん講演会

地方公務員アワード2021を受賞、松浦城太郎さん

松崎高校近くの耕作放棄地で野菜を育てている「農と漁・猟」のチーム。「農」には力を入れていますが、「漁・猟」については、活動が進んでいなかったため、漁の勉強会として、西伊豆町はんばた市場」を開設した西伊豆町役場のスーパー公務員「松浦城太郎」さんの講演会を開催しました。

総務課所属の時に、西伊豆町ふるさと納税を導入したことが、原点とのこと。役場の仲間に声をかけ、ふるさと納税導入のためのプロジェクトチームを立ち上げたそうです。

未利用魚を積極的に商品に活用

地域商社事業などを経て、地産地消を考える中で、地物が集まる産直のお店が西伊豆にないことから「はんばた市場」を開設。アイゴやウツボなど未利用魚の活用に力を入れていて、しめ方などの基準を設けることにより、一般よりも高く買い取っているとのことです。例えばブダイは、地域の学校給食への利用を考えているとのことです。

2020年5月、仁科漁港にオープンした「はんばた市場」

電子地域通貨「サンセットコイン」を町に導入した立役者も松浦さん。ふるさと納税の時の経験から、プロジェクトを立ち上げの際には役場の人たちが積極的に関わってくれたそうです。ほとんどの町民が「サンセットコイン」を利用している西伊豆町静岡県で最も高齢化率の高い(50%超)町なのに、キャッシュレス決済に対して抵抗がないのはすごいことです。買物だけでなく温泉やガソリンに使える便利さも魅力です。

はんばたファンな私、お取り寄せもしています!

そして「はんばた市場」と言えば「ツッテ西伊豆」。釣った魚を「サンセットコイン」で買い取ってくれるという、楽しいシステム。釣りのお客さんが釣りだけをして帰らず、観光にも引き込めるように、また、自分が釣った魚が店頭に並ぶ嬉しさを楽しんでもらえるように考案したとことです。
今後は、地域の中で経済が回る循環型社会構築、これまで築いてきたネットワークをいかして地域課題解決などをおこなっていきたいということでした。例えば、漁師さんが民宿を営んでいるような小規模な漁については、専業でやっていくのは難しくなると思うので、漁業体験ツアーなどと絡めていきたいとのことです。

参加者からは「プロジェクトにかける時間は?自分の仕事に影響は?」「これらプロジェクトは西伊豆だからできたと思うか?」「子供たちへの影響はあるか?」などの質問がありました。

イデアマンで、行動力のある松浦さん。お話を聞くと「松浦さんの人柄あってこそだよな…。」と思いました。お時間をいただき、ありがとうございました。

チーム3 20220728 岩科満喫マップ探査

猛暑の中、11kmの地域資源探査

7月28日、チーム3ツーリズムのメンバー有志は、観光協会などで配布されている「岩科満喫マップ」記載のルートを探索しました。
本日のルートは、長八美術館集合→岩科学校→中村→道部→長八美術館

津波で流れ着いた祠

岩科南側山口地域に津波で流れ着いた祠。青々と水稲が育つ水田の中に安置されています。

奇岩の中に収められている本殿

道部の梅養院は、学問の神として知られ児童の就学祈願をおこなっている神社。祭神は「菅原道真」。本殿はなんと、海底土石流の奇岩の中ほどの洞に収められており、明治23年(1890)再建とあります。

こんなところに立派な鏝絵

その梅養院の裏手にある「天神社」の拝殿の棟に施された漆喰鏝絵。造立期は不詳。漆喰鏝絵(こてえ)とは、左官職人がを「こて」を用いて作るレリーフです。壮大な自然と松崎町ならではの文化。魅力的なツアーづくりのため、地域の資源を発掘していきます。

「ぷらっと2030カフェ」オープン(8/19~)

ぷらっと、お立ち寄りください!

2030松崎プロジェクトを町内外の人に紹介する場、町の情報を集めたり、交流をはかる場として、「ぷらっと2030カフェ」をオープンします。8/5(金)は準備のためのプレオープン。8/19(金)からは月2回金曜日を目安に11:00~15:00、ふれあいとーふや。さんをお借りしてオープンします。ぜひお立ち寄りください。

SDGsトレイン「ツナグデンシャ」お披露目式

2030松崎プロジェクトを紹介しています!

伊豆急行株式会社と美しい伊豆創造センターの連携事業「SDGsトレイン」。伊豆急の車内で伊豆半島各地のSDGsの活動を紹介する取り組みです。本日から運行するこの「SDGsトレイン」で、2030松崎プロジェクトを紹介しています。

パートナーシップをテーマとしています。

3代目のジオトレインとなる今回のSDGsトレインは、パートナーシップ(SDGsゴール17)の象徴となることへの期待を込めて「ツナグデンシャ」と名付けられています。

電車の中での発表はレアな体験

本日、7/21より運行開始!お披露目式に出席した静岡大学の内山さんが、電車の中で2030松崎プロジェクトについて説明をしました。(周りに人がいないのはソーシャルディスタンスを保っているからです。)

ジオパークヘッドマークが目印です。

SDGsトレイン「ツナグデンシャ」。乗車の機会がありましたら、ぜひ2030松崎プロジェクトのポスターを探してみてください。

202200703第1回チーム活動連絡会

みなさん、発表も手慣れたものです。

去る6月5日のワークショップでゴール(2030年に町が目指す目標)とそれに向けて活動するチームを再編した2030松崎プロジェクト。7月3日にそれぞれのチームのリーダーが集まり、チームの目指すゴールやそれに向けた具体的な活動についてまとめてきたシートを元に現在の状況を共有しました。

情報の共有から色々なコラボが生まれそうです。

質問や協力の要望、予定している活動などなど、活気あふれる会になりました。例えば、再生可能エネルギーやエコな暮らしを推進するエネルギーのチームは、具体的な活動をしていくための拠点として、常時使用できる庭のある空き家の改修を要望。農と漁のチームはこれまで手の回っていなかった漁について知るためにも、漁業関係者のヒアリングを予定しています。

何種類かの豆をブレンド、こだわりのカフェ

今回、「場づくり」のためにカフェをオープン。コーヒー通の静大学生、天谷さんがこだわりのコーヒーを淹れてくれました。コーヒーの効果もあって、あっという間の3時間、皆さん話し足りない感じでした。
2030松崎プロジェクトのチーム活動は誰でもいつからでも参加OK。興味のある方は、コチラからメッセージをいただければと思います。