松崎高校の探究学習を昨年に続いてサポートすることになった本プロジェクト。今年度は、まず地域の大人の話を聞くことで地域課題や自分のやりたいことを見出すということで、1年生を対象に大人が講義をします。その2回目となった9月15日(金)、町の地域資源を掘り起こし、持続可能なツアーを計画・実施していくツーリズムのチームから、町の自然や歴史に詳しい渡辺攻さんと土屋武彦さんが登壇しました。
エコツーリズムとサステナブルツーリズムが実現していることを松崎町のゴールに設定していることを前提としているツーリズムのチーム。エコツーリズムは、自然環境や歴史文化など地域固有の魅力を発信していくこと、サステナブルツーリズムは持続可能な観光のことなので、オーバーツーリズムにならないようにしていく必要があるといったことを説明しました。
現在20のコースを計画し、半分のコースを歩いてみた中で、古道、茅場、炭焼きの跡といった昔の生活を知ることのできる場を観光の資源にならないかと考えている。松崎は、江戸時代から明治にかけて木炭を江戸に送っており、三浦地区(岩地・石部・雲見の三地区)大島桜が薪炭生産用に植えられていた。その葉が町の特産品である「桜葉」として今日まで存在している、といったお話をしていただきました。
次回、9月22日は町役場の方が、松崎町について、特に公務員志望の生徒に向けて仕事の内容などを話します。