前回、3/17に年度末報告会ということで、プロジェクトの現状と課題についてをグループワークで出し合った私たち。年度初めの交流会では、その結果を踏まえ、解決策を考えるグループワークをおこないました。
前回出た課題は、大きく分けて、参加者の減少や固定化、活動が楽しくないといった「参加について」と、評価がないのでないので分かりにくい、どこに向かっているのか分からないといった「活動の改善について」の2つに分けられました。この 2 点についての解決策をグループワークで対話することにしました。
といっても、何をどう考えてよいやらですよね。その考え方の説明が静岡大学の内山さんからありました。
まずは課題を目標に変換し、目標を達成するにはどうしていくかを考える。目標を達成するにはどういう「状況」にあればよいのか、活動の前にみんなでイメージを共有し、目標を達成する手段としての活動を考える。ということで、具体的には、
参加について→「子どもから大人まで楽しく活動に参加している」状況
活動の改善について→「チーム活動の進展を把握しながら活動が改善、継続されている」状況
について、どのような活動をしたらよいかを考えよう、というミッションが出され、4 つのグループに分かれ、グループワークをおこない、発表をしました。
各グループ発表のキーワードは「楽しい雰囲気」。体験型のイベントやマルシェといった催しで、自分たちの活動を発表したり、仲間を募っていくのはどうかという意見が多かったです。積極的に町のイベントに「自分たちがでていく」ことも大切で、「既存の活動」との連携が大事。「楽しさを伝える発信の方法」も考えなければならないという意見もありました。 活動には「主体性を持ったリーダー」が必要という意見も多かったです。人が集う「場」の必要性も意見としてあがり、今不定期におこなっている「ぷらっとカフェ」をもっと開催してほしいという要望がありました。
今回の交流会では、松崎高校探究学習への協力についても話し合われました。一昨年、昨年と、松崎高校の探究学習(西豆学)をサポートしている本プロジェクト。今年度は、6月半ばより、1年生への講義、2年生とはチーム活動での受け入れでサポートします。その模様は、このブログでお伝えしていきます。