20230311 伊豆半島探究学習サミット(松崎高校)

伊豆地域から9校12チームが参加

今年度から高校で必修となった「探究学習」。その研究内容は各高校によって様々です。松崎高校では2030松崎プロジェクトのチーム活動と連携し、探究活動を進めてきました。
その探究学習を伊豆地域の高校が一堂に会し発表をおこなう「伊豆半島探究学習サミット」が、3月11日、伊豆市修善寺の生きいきプラザで開催され、9校12チームが参加。松崎高校から「高齢者チーム」と「広報チーム」が参加をしました。

高校生同士が活発に質問や意見を出し合う会でした。

広報チームは、自分たちで作った「松崎町ミライ通信」を紹介。回覧板を使用していることに注目が集まり、そのメリットデメリットへの質問がありました。静岡大学の先生からは継続していくこと、フィードバックをもらっていかしていくことが大事というアドバイスがありました。2030松崎プロジェクトについてもニュースの動画を流してくれたので、みなさんに知ってもらえてよかったです。会の後に参加者の方から「松崎高校はまちづくりに積極的に関わることができて羨ましい」という感想をいただきました。

つるりんこを参加している生徒さんに試飲してもらいました。

高齢化チームの発表は、嚥下機能が低下する高齢者向けのとろみ調整食品「つるりんこ」や、お年寄りに過去の写真などを見せて思い出を語り合うことで脳を活性化させる「回想法」を紹介。「つるりんこ」は実際に麦茶をつかって実演し、他校の生徒さんに試飲してもらいました。実際に体験してもらうという形の発表は他にはなかったので、インパクトがあったようです。
学生同士の質疑も活発で有意義な時間でした。今後とも、プロジェクトとして高校生との連携をはかっていければと思います。