今年から高校で必修となった「探究学習」。自ら問いを立て、調べる学習です。これを地域を学ぶ「西豆学」の一環としておこなっている松崎高校。この探究学習のサポートを2030松崎プロジェクトのメンバーがおこなってきました。
1月13日(金)松崎高校にておこなわれた「探究学習発表会」では、1年生57名がこれまでの成果を発表。サポートしてきたメンバーもその勇姿を見に行きました。
「エコツーリズムとサステナブルツーリズム」の9グループ、「地域の資源・資産活用」の3グループ、「農と漁・猟」の4グループ、「高齢者」の1グループ、「学びの場をつくる三余塾」の2グループ、「メディア・広報」の1グループの計20グループが発表をおこないました。
ツーリズムのグループは、電動マウンテンバイクとスタンプラリーを組み合わせたツアーやホタルを見るツアーなどの企画、農と漁・猟のグループは、町の農業を知ってもらうための「ジビエカレー」づくり、三余塾のグループは、お料理教室といったイベントの企画・運営、メディア・広報グループは、実際に2030プロジェクトの活動や探究学習の他のチームを取材し作成した「ミライ通信」について発表しました。
「高齢者の当たり前の日常」をテーマに、高齢者施設に入居している方とお墓参りや、「回想法」を使ったコミュニケーションなどをおこなった高齢者のグループ。嚥下機能が低下した高齢者が安全に食事をとるための補助食品「つるりんこ」を実際につくり、他の生徒さんに試飲をしてもらいました。
「地域の資源・資産活用」のグループは、みんなが気軽に「集まることのできる場」を考えた際、体育館などの既存の施設をもっと気軽に使うにはどうしたらよいか?のアイデア出しから「スマートロックの導入」について調べました。実際に町に提案し、町役場の齋藤さんからも、「スマートロックは実現するかは未定だが、確実に高校生の声が町を動かしている。」との講評がありました。
この発表会を見に行くため、カフェはほぼお休み状態でした…。次回のぷらっと2030カフェは1/20(金)にオープンします。