20221218 地域資源チーム 富貴山の苔整備

とても神秘的な空間「瞑想の森」富貴山

地域資源の発掘・活用を目指すチーム5では、地域資源の整備&勉強をすすめています。12月18日(日)、富貴山の宝蔵院で苔の整備をおこないました。富貴山は、松崎町西伊豆町の境界線近くにそびえる標高550mの山。山頂にある宝蔵院は「文明の頃(1469~1486年)まで、伊豆第一の山岳仏教の霊地として栄えた。(松崎町HPより)」とのことで、隣接する場所は「瞑想の森」としての整備が進められています。

約120体の石仏が並ぶ姿は圧巻

当時の信仰を物語るたくさんの石仏が残されている宝蔵院の参道。5月の苔が生すシーズンに瞑想をしたくなるような環境にするため、チーム5と松崎元気クラブで苔の整備をおこないました。「苔の整備?」と思われる方がいると思います。苔がきれいに生すには、土を太陽に当ててあげることが必要。枯れ葉や雑草を除去することで、苔に太陽を当たりやすくしました。

5月の苔シーズンが楽しみですね!

ただ整備するのではなく、地域の自然や歴史に詳しい土屋武彦先生から富貴山の歴史やお地蔵さんの意味などを教えていただき、観光では知り得ない知識を得ました。この日は写真を見てお分かりいただけるようにとても寒い日でしたが、高校生をはじめ様々な世代の人が集まり、楽しく作業をしました。

今まで知らなかった地域のお宝、これからも発掘と勉強、保全といった活動をしていきます。