20230702 点群データ勉強会

講師はブラタモリの案内役でもお馴染みの小山先生

3次元座標値と色の情報から構成されている点群データ。
「静岡ではオープンデータとして公開」というニュースを聞いたことがある方もいると思いますが、さて、どうやって使うものなの?と、興味はあっても使ったことのない人がほとんどだと思います。土木や防災の分野で使用されているものの、まだ他の分野では…。観光などにもっと活かせるようにしていくためにもまずは「学ぶ」こと大事です。

そこで、静岡大学の小山先生(専門:火山学、地震・火山防災など)が、ボランティアで「点群データ勉強会」の講師を務めてくださいました。各自パソコンとスマホを使って、実際に点群データを「使って」みるこの勉強会。今回使うのは全てフリーソフト!小山先生がなんとか全てフリーで操作できるように調べてくださいました。

参加者は13名。主にツアーや防災などの活動をされている町の人たちです。
まずは「CloudCompare」というソフトを使って、建物や植生を含めた点群データと地表面の点群データに分けます。次に「QGIS」というGIS(地理情報システム)ソフトで各種地図と重ねたり、ルートマップを作成したり、3Dマップを作成したりします。そのデータを変換してからスマホのアプリ、「スーパー地形」に持っていくと…。スマホで点群データから作ったデータを見ながら、実地踏査などができるようになります。

点群データを実際に使ってみるという貴重な勉強会。丸一日のご指導、小山先生ありがとうございました♪