20230709 ツーリズムチーム 漆喰鏝絵体験企画ヒアリング

夏休みは長八美術館で漆喰鏝絵制作体験!

松崎の町を歩き、名所を訪ねると、必ずと言っていいほどその名が登場する「入江長八」。松崎に生まれ、左官職に就き、江戸末期に江戸での修行の側ら、狩野派の絵を学び、「漆喰鏝絵」という独自の技法を創りだした松崎の偉人です。民家や土蔵の壁に、鏝を使って漆喰によって装飾を施す漆喰鏝絵を芸術の域にまで高めた入江長八。町内だけでなく、入江長八は素晴らしい作品を残しており、その中でも絵画的な要素の強い作品を中心に展示をしているのが、松崎町にある「伊豆の長八美術館」です。

学芸員の方にお話を伺いました。

7月9日、予定では弁天島と室岩洞のツアーの試し歩きをするはずであったツーリズムチーム。前日に雨の予報が出ていたので、室内でも可能な「漆喰鏝絵体験」の企画ヒアリングを伊豆の長八美術館でおこないました。長八美術館で季節的におこなわれている漆喰を使った体験イベント。これをツーリズム企画としてプログラムできないか?という検討のために美術館の学芸員の方にお時間をいただき、メンバー4人でヒアリングをさせていただきました。

ピカピカに光る泥団子づくりは子供に人気

長八美術館で現在おこなっている体験プログラムは3種あります。

1 光る泥団子制作
泥団子を芯に漆喰を塗り、乾燥させて磨き上げ、ピカピカ光る泥団子に仕上げます。子どもに人気があります。

2 漆喰鏝絵制作体験 
ボードに上に漆喰を鏝で塗り、下絵の書かれた和紙を重ね、職人が使う鏝で下絵に沿って、線画技法で凸凹を付けて装飾、完全に乾燥させて着彩して仕上げます。
3 漆喰ストラップ制作体験 
小さな光る泥団子を作り組紐にセットしたものです。

次回は企画の実施体験をさせていただく予定です。