20230610 ツーリズムチーム 頼朝伝説・なまこ壁コース実踏

参加者は7名。旅の始まりは伊那下神社の参拝から

月に1度ミーティングをおこない、地域の歴史・古道の活用、産業の活用、景観の活用という大きく分けて3つのカテゴリーで、約20個のコースを組み立てたツーリズムのチーム。今年度はそのコースを実際に歩き、改善点などを見つけていきます。
6/10土曜日、その第一回目となる「大池古道ツアー」の実踏を予定していましたが、前日までがニュースにもなるような大雨だったため、町中を歩く「頼朝伝説コース」「なまこ壁コース」の実踏に変更しました。

こうした危険な箇所を見つけることも実踏の目的

松崎の「なまこ壁」は有名ですが、「頼朝伝説?」と思われる方もいるのではないでしょうか?源頼朝が伊豆に流されていた頃、松崎町にある相生堂(あいおいどう)で、文覚上人が頼朝に平家討伐を説得したという伝説が残っているんです。

宮内地区にある相生堂跡。文覚上人はここで頼朝に平家討伐を説得したとされています。

当日の行程は
長八美術館前駐車場で待ち合わせ→伊那下神社→浄泉寺→相生堂跡
円通寺:文覚上人によって開基の寺、文覚上人と頼朝像が祀られている。
→伊那上神社: 源頼朝が参詣して開運祈願したとされている。
→春城院
→江戸期の小路:江奈から道部を経て南伊豆に通じていた石塔の残る小路
→妙相庵→なまこ壁通り→伊豆文邸→長八美術館前駐車で解散

春城院では住職様にお話を聞くことができました。

春城院では住職様、江戸期の小路では住人の方に偶然お話を伺うことができました。こうした出会いもツアーの魅力ですよね。所要時間9:00~11:30、歩行距離は3.2km。新しい発見や反省点を実際のツアーにいかしていきます。