20240204 ツーリズムチーム 高通山コース実踏

照葉樹林の下、かつて山仕事に利用していた道を歩きます。

雨天で順延となっていた「高通山コース」の踏査を2/4(日)におこなったツーリズムのチーム。高通山は松崎町の南に位置する標高519mの低山です。この日も雨が少し降っていましたが、6名のメンバーが集まり、長八美術館から高通公園へ車で移動。高通公園から高通山に向けて出発。およそ40分で頂上に到着し、猿岩を通って雲見側の登山口に降りてくる2時間ほどのコースでした。

前夜の降雨の割には歩きやすかったですが、頂上から見えるはずの南伊豆「天神原」方向の眺望が霧がかかっていて見えませんでした。山頂一体はヤマツツジの群生地で5月になるとツツジがきれいに咲く場所ですが、暖冬?だからか一輪が咲いているものがありました。

一瞬見えた烏帽子岩

北側展望所からは一瞬、霧がはれたときに、眼下に雲中の烏帽子山が見え、歓声が上がりました。猿岩の大きな岩塊に息をのみ、山仕事で通った山道(切通し)が歩経路として残る道を歩きました。雲見登山口に近づくと、一昨年の豪雨により歩経路が洗堀されて危険な道があり注意をしなければいけません。ゴールの雲見登山口までは、薪炭に利用された林が続きます。

息を吞む迫力、二つに割れた巨岩「猿岩」

3月末から4月初旬には「オオシマザクラ」、5月中旬には「ヤマツツジ」が見頃となる高通山。冬季は西風が吹くことがあり、防寒対策をしっかりとし、簡単に登れる山ではありますが、注意して歩く必要があると思いました。